JUSTICE
正義

【イメージ】

正位置 客観性とふさわしい結果
逆位置 先入観と不当な結果

【キャラクター / 性質】

状況や物事に対して先入観や偏見を持たず、常に冷静かつ客観的な視点でとらえようとしてる状態です。 客観的に見てものごとの釣り合いが取れていることを重視します。もしバランスが悪ければそれを正そうとするでしょう。格差があるならそれを縮めようとしますし、原因と結果の釣り合いが正しいかどうか吟味します。

理性的な判断をするので、感情論は通用しません。ここで出た判断は、原因に対する結果ですので、 良い行いに対しては良い結果が得られるでしょうし、悪い行いに対してはそれ相当の結果が与えられます。

厳しさを感じるカードではありますが、もし誰かがあなたを不当に扱っているならば、相手が正されることになります。最終的には正義が勝ちます。

また、あまり恋愛色の強いカードではありませんが、恋愛ならば周囲から見てお似合いの二人かどうかを気にしていることを表す場合があります。家柄や学歴や収入などが釣り合っているのかどうかを気にする人かもしれません。


【逆位置になると】

逆位置になると、客観性を失い主観や自分の感情を優先してしまい偏ったものの見方をする状態を表します。あるいは偏っていてバランスが悪い状態そのものを表す場合もあります。もし何か決断を下そうとしているなら、先入観を持っていたり感情的であるために公平な判断ができません。

また、どちらかが多くてどちらかが少なかったり、一方の意見しか聞かないなど、不当な扱いを受けている可能性があります。誤解を解きたいのに聞く耳を持ってくれないなど、悔しい思いをしているかもしれません。

訴訟問題がある場合、長期化する可能性があります。

行いに対して受け取るべきふさわしい結果を受け取れていないなど、原因と結果のバランスが悪い状態だと言えます。


【キーワード】

正位置 公平、中立性、バランスを保つ、客観性、理性的、冷静、慎重、正しさ、判断、決断、判決、決定、正義、法律、裁判、契約、和解、謝罪
逆位置 不公平、不当な扱い、間違った判断、主観的、先入観、偏見、差別、冤罪、報われない、 アンバランス、訴訟問題の長期化、離婚調停、損失、謝罪しない、不当な結果

【人物】

正位置 裁判官、弁護士、決定を下そうとしている人
逆位置 差別する人、偏見がある人、偏りがある人、不当に扱う人

【数秘術】

11 啓示、洞察、直観、インスピレーション、気づき、悟り、知恵、メッセンジャー
2 調停者、二元性、二極性、バランス、選択、方向性を与える、中間