ペンタクルの7

【イメージ】

正位置 理想の実現には長い目で見る必要がある
逆位置 焦りや疲労であきらめがちになる

【キャラクター / 性質】

ペンタクルの7の正位置は、理想と現実のギャップに直面して、どうしたら良いのかあれこれと考えている状態を表します。

思ったよりも手にしたものが少なかったのかもしれません。あるいは、理想を掲げていざ始めてみたはいいけれど、本当に達成できるのだろうかと思っている場合もあるでしょう。

このカードは、理想どおりにいかないからと言って嘆くのではなく、長い目でものごとを捉える必要があります。すぐに結果を求めず、努力を継続していくことで理想の実現ができることを伝えています。

しかし、何か発展を遮るような問題や障害があるのなら、解決方法を探さなくてはならないでしょう。問題を放置していては、実現できるものも実現できなくなってしまいます。


【逆位置になると】

ペンタクルの7が逆位置になると、理想どおりにものごとが進まない状況に焦りや疲労を感じている状態を表します。すぐに結果を求めるあまり、もう自分には無理なのではないか、このまま続けても無駄なのではないかと思い、諦めてしまうかもしれません。しかし、それはとても勿体無いことだと気づかなくてはなりません。

今はまだ、理想とはかけ離れているかもしれませんが、着実に理想に近づいているのです。一歩一歩ゆっくり理想に向かっていることを忘れてはなりません。今諦めてしまうのは早計だと言えるでしょう。 もしかしたら、何か金銭的な不安を抱えているのかもしれませんが、一攫千金を狙ったり結果を急ぐよりも地道な努力が功を奏すことを覚えておいてください。

あるいは、何か問題や障害に対する解決方法を見つけた場合もあるでしょう。問題を解決したなら、以前よりもスムーズにものごとが進んでいきます。


【キーワード】

正位置 理想と現実のちがい、理想どおりに行かない、立ち止まる、悩む、長い目で見る必要性、長期計画、成長、努力は報われる、努力の継続、問題に直面する
逆位置 焦り、疲労感、諦める、諦めるのが早すぎる、軽率な判断、無駄な努力、投げ出す、放棄する、不毛、金銭問題、金銭的な不安、問題を解決する

【人物】

正位置 農家、大器晩成型の人
逆位置 すぐ諦める人

【数秘術】

7 魂の進化、熟考、学び、精神的な気づきや成長、とどまる時、選択、ターニングポイント、運命

【ペンタクルについて】

エレメント
トランプでは ダイヤ♦︎に該当します。
星座 牡牛座、乙女座、山羊座(土の星座)
季節
特徴 【現実、お金、物質、肉体、堅実】
まじめな性格で一歩一歩着実に進んでいくため、周囲からの信頼も厚いです。目標を設定したらコツコツと努力を積み上げていき、すぐに諦めたりはしません。根気強く辛抱強いと言えます。
ただ反面、現実主義すぎるところや物質主義すぎるところがあり、人の気持ちの機微を敏感に読み取ることは苦手です。精神的な喜びを求めるよりも物質的な喜びや肉体的な喜びを求める傾向があります。