ペンタクルのペイジ

【イメージ】

正位置 勤勉さと有益なメッセージ
逆位置 進歩のなさと不穏なメッセージ

【キャラクター / 性質】

ペンタクルのペイジの正位置は、真面目で勤勉な若者または初心者のように成熟していない者であることを表しています。ゆっくりですが着実に進歩していける人物で、責任感と根気強さがあります。目標に向かってコツコツと努力を積み重ね、最後までやり遂げる力を備えています。

お金を稼ぎたいという気持ちが芽生えているかもしれません。そのために勉強したり、本を読んだり、有利な状況になるために頑張ろうとします。あるいは、仕事や学業に関することで有益な情報やメッセージを受け取ることもあるでしょう。

恋愛では真面目さゆえにシャイだったり、あるいは他人の気持ちに鈍感なところがあるので、不器用な印象を与えるかもしれません。もしかしたら、恋愛自体、それほど経験がない可能性もあります。ゆっくり進展していくことを望んでいる場合もあるでしょう。


【逆位置になると】

ペンタクルのペイジが逆位置になると、停滞したりなかなか進歩しない状況を表します。やらなければいけないとわかっていても何もしなかったり、怠けてしまって時間ばかりが無駄に過ぎていくことになります。あるいは、ものごとに対する理解が表面的で、努力の仕方が間違っている可能性もあります。

また、有益な情報やメッセージを見逃していたり、場合によっては仕事や学業、健康面についての不穏なメッセージを受け取ることもあるかもしれません。

お金を稼ぎたいと思うあまり、物質主義に陥っていたり、反対にお金に無頓着すぎて浪費してしまうこともあるでしょう。


【キーワード】

正位置 真面目、勤勉、研究、読書好き、学び、見習い、向上心、教育、忍耐力、根気強さ、ゆっくりだが着実な進歩、信頼できる、鈍感、現実主義、お金を稼ぐことへの意欲、有益な情報、有益なメッセージ、実用的
逆位置 怠惰、無駄が多い、進歩しない、成長がない、やるべきことをしない、表面的な理解、間違った努力、不穏なメッセージ、教育の問題、子どもの問題、物質主義、無頓着、鈍感すぎる、頑固、融通が効かない、浪費、予想外の出費、金銭問題

【人物】

正位置 読書家、勤勉な若者、学生、研究者、著者、文筆家
逆位置 怠け者、問題を抱えた子ども

【数秘術】

なし コートカード(人物カード)には数字がありません。

【ペイジについて】

キャラクター 子ども、娘、思春期から20代前半までの男女、見習い、初心者、未熟、メッセージ、コミュニケーション、変化、まだ成熟していない人格の一面
*ペイジが「プリンセス」になっているカードもあります。

【ペンタクルについて】

エレメント
トランプでは ダイヤ♦︎に該当します。
星座 牡牛座、乙女座、山羊座(土の星座)
季節
特徴 【現実、お金、物質、肉体、堅実】
まじめな性格で一歩一歩着実に進んでいくため、周囲からの信頼も厚いです。目標を設定したらコツコツと努力を積み上げていき、すぐに諦めたりはしません。根気強く辛抱強いと言えます。
ただ反面、現実主義すぎるところや物質主義すぎるところがあり、人の気持ちの機微を敏感に読み取ることは苦手です。精神的な喜びを求めるよりも物質的な喜びや肉体的な喜びを求める傾向があります。