ペンタクルの2

【イメージ】

正位置 柔軟性とバランス感覚が必要な時
逆位置 持ち堪えることができない

【キャラクター / 性質】

ペンタクルの2の正位置は、何かと何かのあいだを行き来している状況で、柔軟さとバランス感覚が必要であることを表しています。複数の仕事をかけ持ちしていたり、出張が多かったり、あるいは仕事とプライベートのバランスを取る必要があるのかもしれません。

うまくバランスが保てている状態ではありますが、バランスを取らなければならない状況にあるということでもあります。または、人生に変化をもたらそうと懸命に働いている場合もあります。その場合も、金銭的な面でのバランスを取る必要があるということであり、今はやりくりしながらなんとか暮らせている状態かもしれません。

あるいは、変化のある状態を好む場合もあるでしょう。出張が多い仕事やルーティンワークではない仕事の方が楽しいと思うタイプかもしれませんし、忙しく過ごす方が元気が出るタイプなのかもしれません。


【逆位置になると】

ペンタクルのAが逆位置になると、柔軟性に欠け、変化に対応できない状態を表します。バランスが保てなくなって持ち堪えることができないかもしれません。

うまく対応しようと思ってはいるものの、どこか噛み合わなかったり、注意が散漫になってしまう可能性があります。非常に不安定な状態になりやすい時です。

今はマルチタスクは向いていません。何か一つのことに集中した方がうまくいくでしょう。また、金銭面では無駄なことに散財しやすいので注意が必要です。金銭感覚が乱れている可能性もあります。


【キーワード】

正位置 バランス、均衡、柔軟性、やりくり、マルチタスク、副業、仕事をかけ持ちする、仕事とプライベート、忙しい、変化、懸命に働く
逆位置 不均衡、柔軟性がない、変化に対応できない、持ち堪えられない、手広くやりすぎ、無駄遣い、散財、金銭感覚の乱れ、経済的な問題、借金、火の車

【人物】

正位置 大道芸人、コメディアン
逆位置 金銭感覚のない人

【数秘術】

2 パートナーシップ、二元性、二極性、バランス、選択、方向性を与える、中間

【ペンタクルについて】

エレメント
トランプでは ダイヤ♦︎に該当します。
星座 牡牛座、乙女座、山羊座(土の星座)
季節
特徴 【現実、お金、物質、肉体、堅実】
まじめな性格で一歩一歩着実に進んでいくため、周囲からの信頼も厚いです。目標を設定したらコツコツと努力を積み上げていき、すぐに諦めたりはしません。根気強く辛抱強いと言えます。
ただ反面、現実主義すぎるところや物質主義すぎるところがあり、人の気持ちの機微を敏感に読み取ることは苦手です。精神的な喜びを求めるよりも物質的な喜びや肉体的な喜びを求める傾向があります。