ワンドの2

【イメージ】

正位置 次の方向性が決まるまでの準備・待機期間
逆位置 ものごとが困難な方向へ向かう

【キャラクター / 性質】

ワンドの2の正位置は、幸先良いスタートを切り、初期段階の目標を達成した状態を表しています。そして次の方向性が決まるまで、今は待機や準備をする期間となります。そのため大きな動きはないかもしれません。「こっちの道は安全だが大きな発展はない」「あっちの道を行けばリスクはあるかもしれないが大きな発展のチャンスがある」など、どの道を選択するのが一番正しいのかを見極めようとしている状態です。

恋愛なら、片思いの相手と連絡先を交換できたのかもしれませんし、すでに好意を伝えたのかもしれません。あるいは何か実現したいことがあるなら、それに必要な資金が集まったのかもしれません。

連絡先はわかったが連絡をしようか迷っていたり、すでに伝えたことに対する相手からの返事を待っていたり、夢の実現のためにさらなる具体的な計画を立てようとしている状態だと言えます。

努力すれば成功する可能性が高いので、自分を成長させる道を選んだ方がいいでしょう。また新しいパートナーシップを結んだり、誰かと協力することがステップアップする良い機会となります。


【逆位置になると】

ワンドの2が逆位置になると、ものごとが困難な方向へ向かうことを表します。計画していたことが、中止されたり延期されたりするかもしれません。突然の体調不良や突然の出費など、何か予想しなかった事態に見舞われる可能性があります。相手の態度が急に変わってしまいパートナーシップの難しさを痛感したり、交渉に失敗したり、梨の礫でいつまで経っても返事が来ない場合もあるでしょう。

また、プライドが高すぎることによって失敗を恐れるあまり、「冒険」を避けている可能性もあります。しかし、それで満足しているわけではなく、選択できなかったことに対して未練や後悔を感じています。


【キーワード】

正位置 幸先良いスタート、共同で行う、パートナーシップ、交渉成立、返事を待つ、協力関係、初期段階の達成、待機期間、準備期間、正しい方向に向かう、選択に迷う、ステップアップをためらう、方向性について考える、冒険の道を選ぶ
逆位置 間違った方向に向かう、難しいパートナーシップ、予想外の出来事、中断、延期、返事がない、協力関係の解消、交渉失敗、不安、選択に対する後悔や未練、冒険を避ける

【人物】

正位置 返事を待つ人、ビジネスパートナー、交渉人、伸び代のある人
逆位置 返事を待ち続ける人、安全な道しか選ばない人

【数秘術】

2 パートナーシップ、二元性、二極性、バランス、選択、方向性を与える、中間

【ワンドについて】

エレメント
トランプでは クローバー♣︎に該当します。
星座 牡羊座、獅子座、射手座(火の星座)
季節
特徴 明るく朗らかで外交的な性質です。スポーツや旅行などアクティブなことを好みます。またリーダーの素質もあり、実際に周囲の人々から頼りになる存在として慕われています。
直感的に行動しがちなので、浅はかだと思われたりすることもあります。情熱的なエネルギーが過剰になると、怒りっぽくなったり愚痴っぽくなったりしてしまいます。