カップの6

【イメージ】

正位置 懐かしさと原点回帰
逆位置 過去を引きずって前に進めない

【キャラクター / 性質】

カップの6の正位置は、懐かしい気持ちになるような出来事を表します。過去に親しかった人と再会したり、家族とよく行った懐かしい場所を再訪したり、幸せな記憶がよみがえってくるでしょう。

そのことがきっかけとなって、純粋な気持ちを取り戻すことになりそうです。原点に立ち返ることで気持ちが浄化されて元気を取り戻す場合もあるでしょうし、昔の恋が再燃することもあるかもしれません。

過去を思い出したり過去と結びつくような経験によって、懐かしい記憶とともに癒しがもたらされるでしょう。問題を解決したい場合、過去や家族にヒントがあるかもしれません。

昔好きだったことをしてみたり、昔の写真を見返してみたりするのも今は良いタイミングです。忘れていたことを思い出すきっかけになるかもしれません。

あるいはまた、あなたを思い出したり懐かしんでいる人がいることを伝えている場合もあるでしょう。


【逆位置になると】

カップの6が逆位置になると、過去を引きずって前に進めない状態であることを表します。自分や相手の過去を気にしているのかもしれませんし、乗り越えられないほどのトラウマを抱えているのかもしれません。

あるいはまた、「思い出はいつも美しい」というように、過去を美化しすぎて現在を否定している場合もあるでしょう。どんな思い出も時間が経つと美化されていきます。しかし美化することで、何度も同じ失敗をしてしまう可能性があります。

過去は過去、今は今です。そして未来はいつも今がどうあるかによって変わっていきます。過去を懐かしむことも時には必要ですが、今は未来を向くべき時なのかもしれません。


【キーワード】

正位置 懐かしさ、思い出、家族、再会、旧友、元同僚、元恋人、子供時代、純粋さ、癒し、浄化、記憶がよみがえる、よりを戻す、愛の再燃
逆位置 過去を引きずる、過去に固執する、トラウマ、前に進めない、昔のことばかり考える、美化された思い出、同じ失敗を繰り返す、成長できない

【人物】

正位置 幼なじみ、旧友、元恋人、家族
逆位置 マザコン、時代錯誤の人

【数秘術】

6 調和、調和の回復、平和、愛、友情、親密さ、和解、バランス、感謝

【カップについて】

エレメント
トランプでは ハート♥︎に該当します。
星座 蟹座、蠍座、魚座(水の星座)
季節
特徴 感受性が強く芸術家肌です。思いやりがあり、誰に対しても優しく接します。共感力があるので人の気持ちに寄り添いますが、共感力があるあまり、辛い話を聞かされると自分まで苦しくなってしまう傾向にあります。時に繊細すぎて感情が不安定になり、精神のバランスを失ってしまうこともあります。